▲渓流の岩場から青竹を通って川へと流れ落ちる湧水。


▲湧水がたまった場所には、近隣の人たちが野菜や缶ジュースを持ってきて冷やす姿が見られます。

▲湧水の風景


▲「久保ん谷湧水まつり」
恒例のうなぎつかみ取り。子供たちは、どろんこになってうなぎと格闘します。

▲一番の楽しみは、ソーメン流し。青竹をつたって流れて来るソーメンをすするのは、野外ならではの楽しみです。

樹木に包まれた美しい湧水

　臼杵市街地から車で約３０分。
臼杵川の上流にある美しい湧水が久保ん谷湧水です。

　 国道５０２号の竹場南津留バス停付近から野津方面へ入り、乙見からさらに県道・津久見〜野津線をひたすら山の中へ入ると辿り着きます。湧水までは樹木に包まれた狭い道がつづき、森林浴さながらの山道。
緑の中を静かなドライブが楽しめます。

　 久保ん谷湧水のある東西神野地域では毎年、この湧水を囲んで楽しい「久保ん谷湧水まつり」を行ってきました。たくさんの子供たちが参加するこの催しも、今年で１３回目を迎えます。
　 渓流沿いに設けられた芝生の広場周辺でソーメン流しやスイカ割り、水遊びゲーム、子供だけが参加できるうなぎつかみ取りなど、楽しみが盛りだくさんです。
　 今年は７月２３日（日）に行われ、たくさんの家族連れが参加しました。ひときわ暑い今年の夏ですが、晴天に恵まれ、水や緑と戯れる中、すばらしい夏の思い出の１ページを飾りました。 　
　 この湧水は持ち帰ることはできませんが、触れるとひんやりと冷たく、身体中に涼しさが伝わってきます。
湧水へ辿り着くまでの緑の中のドライブ、着いた時の達成感、そして湧水の清々しさは格別です。 　

　 暑い夏の１日、緑のシャワーを浴びながら涼しさを求めて山間部にある美しい湧水を訪ねてみてはいかがでしょうか。川の岩場で、手作りのお弁当を広げるのも楽しいひと時です。