▲4/24〜26は松島祭、7/29〜30は住吉祭、11/24〜25は天神祭が行われます。
▲境内へ続く石段が2カ所あるので、気分によって通る道を変え、ひと味違った情緒を
味わってみましょう。
▲菅原道真公を祭る学問の神様でもあります。
▲松島一帯は紅葉もきれいです。
臼杵におよりの際にはぜひ散策してみて下さい。
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橋のたもとに佇む神社で静かなひと時を
臼杵川の中洲にある松島神社は、かつて住吉神社という神社でした。未だに2つの 名称で語られているため、中洲をつなぐ2つの橋は住吉橋と松島橋という名称がついています。
この神社は宝永4年(1707)、稲葉七代藩主恒通公(つねみちこう)の時代に創建。
海上安全を司る住吉の神四柱を稲葉藩船手組の守護神として観請され、住吉社となりました。
享保7年(1722)2月に拝殿を建て、同8年(1723)6月には神楽を奏して 祭りが行われました。
さらに文政9年(1826)に神殿が改築され、天保13年( 1842)には神殿が銅板葺となりました。
その後、明治4年の廃藩置県で船手組が解散。
明治12年(1879)に市浜京泊に鎮座する甑(こしき)天神と戸室天神の御分霊を奉斎 し、市浜村の産土神として松島神社と改称されました。
境内には、第11代藩主・てる 通公、第13代・ちか通公が寄進した灯籠や第15代・ひさ通公自筆の松島神社の額など があります。
松島神社のあるこの辺りは古来、臼杵七嶋のひとつに数えられた名勝地で、藩政時 代は稲葉藩の船手組の舟道具置き場として利用されていました。
松島神社は川と松林に囲まれた静かな場所。
日中はひなたぼっこする人やお弁当を 広げる人などが多く、市民の憩いの場となっています。
<松島神社>
■住 所/臼杵市 松島神社
■問合せ先/臼杵市観光協会
TEL 0972-63-1111
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