臼杵湾の沖合い約7kmにある津久見島は、周囲約2.3kmの小さな島。臼杵城から島と月を望む景観が素晴らしいため、月見島からもじって津久見島と名づけられました。別
名「おにぎり島」とも呼ばれ、人々に親しまれています。
臼杵湾にぽっかり浮かぶ半円型の姿は、おにぎりというより海に備えられた緑色のおまんじゅうのようです。
島全体が亜熱帯系の原生林で覆われ、県天然記念物のミカドアゲハが生息するなど豊かな自然に恵まれています。
春先には、釣り場としてフィッシャーたちが集まる津久見島。58cm級のチヌや30cm近いアジ、クロ、鯛などをめざして釣り糸を下げる姿が見られます。夏は、海水浴、地引き網、釣りなどが体験できるキャンプ場としてファミリーに人気。
県内で最も早く島開きするキャンプ場として知られ、今年は5月20日にキャンプ・海水浴場開きが行われました。
島には、民宿「月見島荘」やバンガローがあり、テントを持ち込んでキャンプもできます。
特にこれからのシーズン、海の自然を思いきり体感するのに絶好の場所です
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▲ミカドアゲハ