ボリュームたっぷりのオムレツ焼きそば600円。カウンターに座ると、目の前で焼き上がっていくたくみな手さばきが見られる。
カウンター7席と木のテーブルが2つのこぢんまりした店内。昔懐かしい、洋食屋さんのような趣がある。
ご主人と結婚してからこの店を手伝っているという奥様の洋子さん。ご主人の味を出すためにかなり苦労したとか。今では奥様を指名するファンも多い。 |
臼杵公園入り口近くにあるお好み焼屋。 昭和50年のオープン以来、地元の人たちや観光客に親しまれている。「モンク」という店名の由来は、元プロジャズニストだったご主人が好きだったというジャズピアニスト”セロニアス・モンク”から。 この店で食べられるお好み焼はいわゆる関西風。ブタやイカ、エビ、ミックスなど500円〜。親指大のエビが入ったデラックスや焼そば入りのモダン焼などもある。開店当初から変わらない味を提供し続けているお好み焼きは”臼杵風”と呼びたいほどのこだわりの味。生地とソースにオーナー吉田さんならではの工夫が生きている。 お好み焼だけでなく、焼そばの人気も高い。初めて来店した人は、まず「めちゃ辛注意」と但し書きの付いた「激辛やきそば」600円を注文してみよう。普通の焼そばに秘伝の熟成ソースを加えたこの焼そばは、最初の口あたりに騙されてなめてかかると大変。なーんだ大したことない、と思って食べ進んでいると、突然「かっ辛ーい!」とだれもが叫んでしまう。半分食べ進んだあたりでその激辛ぶりを発揮するという代物。「辛いと言いながらトリコになる」この焼きそばは、辛い物好きにはたまらない魅力を秘めている。 夜の店内は居酒屋のように賑わう。使い込んだ鉄板で焼く焼き鳥や串焼きなどを目がけて家族連れや常連客がやってくる。鹿児島で造ってもらうという特製のぴり辛ウインナーや馬刺、豚の耳を醤油や味噌で漬け込んだなんこつ漬けなどお酒に合うメニューがずらりと並ぶ。 臼杵の歴史に詳しいご主人は、店を訪れた観光客に臼杵について語ってくれる。質問にも応えてくれるので、わからないことがあったら遠慮なく尋ねてみよう。 定休日はないが、時々店を休んで子供2人を連れてキャンプに行くのがご主人の楽しみのひとつ。キャンプ場についても有効な情報キャッチできる。 |
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臼杵市掛町4組 TEL0972-63-5964
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