★割烹佐藤屋

かまぼこや天ぷらの原料となるエソをすり身にしている所。昔ながらの製法に、手作りのおいしさがある。

かまぼこ、ゴボウ巻きはかなり大き目のサイズ。味といい、サイズといい3000円と言うお値段はハッキリ言ってお得。 

小奇麗にまとめられた店内。2階には大宴会場もあるので100名までの大人数でもOK。

先代から引き継いだ50年の伝統。ここに来たならぜひおすすめしたいのがエソのすり身で造るかまぼこと天ぷら。その日水揚げしたばかりのエソを使った新鮮な味は、普段食べ慣れたものとはひと味もふた味も違う。硬すぎず柔すぎず程よい歯ごたえに魚の風味を生かした味付けは病み付きになりそうなほど。しかもかまぼこの板には日田杉を使用。「かまぼこや天ぷらに鯛のすり身を使う所もあるが、やっぱりエソが一番美味しいねぇ。あと、かまぼこの板には日田杉だね。木の香りがよく出て、これがまたかまぼこにはよくあうんだ。」という大将。全てを知り尽くしたその言葉の中にも、職人らしいこだわりを感じる。もちろん持ち帰りもOKでかまぼこは一本3000円、天ぷらは6枚で1000円。さらに、エソのすり身をエソの皮で包み、中にゴボウを入れた、ゴボウ巻きもありこちらも一本3000円。どれも味には定評があるのでぜひおみやげ等に利用したい。
また、地元でも由緒ある料亭のここ「割烹 佐藤屋」。関アジ、関サバ、鯛のあらいなど、豊後水道の新鮮な旬を職人の腕で料理した味は食通も唸るほど。秋口になると、この店自慢のふぐ料理も頂けるというからから見逃せない!これから魚が美味しくなる季節だけに、期待は膨らむ一方だ。もちろん宴会も大歓迎。3名〜100名までの大小宴会が出来るから、ぜひみんなで利用してみては?
余談だが、店内に所狭しと飾られている色紙や写真に目をやると、王、金田、張本、有藤といった野球界の大物がズラリ。今でも元ロッテの有藤道世氏と、ここの大将は親戚のような付き合いだとか。何でも25年前、大分でプロ野球の試合があり、臼杵出身のコーチがこの店に来てからの縁だそう。誰の色紙があるのかチェックしてみるのも楽しみのひとつ。


割烹 佐藤屋

大分県臼杵市浜町3組

TEL0972-63-3108