臼杵の豊かな自然と調和し、その力を生かしたものづくりに取り組みます。そして豊かな自然環境を次世代に引き継ぎます。
低炭素社会を目指し、事業活動プロセスにおいて省エネルギーを推進、環境に優しい代替エネルギーを積極的に活用します。
再生できるものは資源として再生利用するという3R(Reduce、Reuse、Recycle)を積極的に推進、環境への負荷を低減できるよう取り組みます。
地球環境の保護はもちろん、フンドーキンで働く人たちにもやさしい「会社は働く人のためにある」という環境作りに取り組みます。
地球温暖化の原因とされているCO2の削減のため、醤油工場・ドレッシング工場では環境に優しい燃料LPG・LNGを使用。二酸化炭素削減に努めています。
また各工場においては省エネルギーのため生産単位当たりのエネルギー使用量を把握し、生産でのムリ、ムダ、ムラの削減に努め、効率のよい商品づくりを目指しています。さらに「省エネ機械の導入」「電灯のLED化」「休憩時間の消灯やエアコンの休止」などに取り組み各項目に対して数値目標を定め、毎月の会議で進歩を報告します。さらに、一年間のまとめを行い翌年の省エネルギー目標へと継いでいます。
フンドーキンの各工場では、自然環境を損なわない無公害、無災害をめざし、それぞれの工場の生産物にあわせた独自の排水処理設備を完備しています。
自然の中の工場であることから、専門家が周辺の生態系を徹底調査し、生息する虫の標本を製作。これらが工場内へ侵入しないような構造設計にしたり、虫が寄ってこないような照明を設置したりし、生態系を壊さず衛生環境を保つよう努めています。
各工場内では、毎日たくさんの生ゴミがでますが、これはもちろん肥料にリサイクル。豊かな土を作ります。
周辺には豊かな自然が広がり、緑に囲まれた工場の敷地内は基本的にアスファルト舗装をせず、雨水は地下へ染み込むように配慮。
醬油工場では、「環境にやさしい工場」を目指し、2014年1月にはA重油を使用するコージェネレーションシステム、ボイラー等の設備を全て刷新し、燃料に天然ガスを使用する燃料転換を行いました。これは工場敷地内に液化天然ガスの受け入れ設備を持った大分県で初めての工場になりました。
これにより過去年平均CO2排出量の約30%に当たる1400tの二酸化炭素が削減できました。
2004年から醤油醸造で発生する蒸気を燃料にする蒸気ボイラーを開発し、エネルギーの削減も行っております。
またその発生蒸気の一部を利用して、排水処理工程で発生する脱水汚泥をさらに乾燥させ、堆肥として農家の方にご利用頂いております。
また、より確実な食品安全管理を実践するため、2018年5月、FSSC22000認証を取得致しました。(ISO 22000を追加要求事項で補強した、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格です)